
後脛骨筋腱の障害とは
後脛骨筋はふくらはぎの奥にある骨間膜から始まり、アキレス腱の内側から足の裏側の舟状骨と楔状骨という所に着く筋肉で足のアーチの引き上げ及び調整、ヒラメ筋や、腓腹筋の協力筋、足首を地面に合わせる働きなどがあります。
※筋肉名称を覚えようから引用
くるぶしの後ろに腱鞘という腱の通り道があり、この腱鞘の部分(内くるぶしの後ろ)に痛みや、腫れが生じる症状。ひどくなると正常に立ったり、歩くことも困難になることもある。つま先立ちで痛みが出たりもします。
ランニング、ジャンプ、ウォーキングなどのスポーツや長時間の立ち仕事により、足を安定させる後脛骨筋に負担がかかり炎症を起こす障害です。足のアーチが落ちて、扁平ぎみになっていて外側に足が向いている人が多いと言われています。
下図の丸の部分に痛みや腫れを伴う症状
https://www.sapporo-sports-clinic.jp/disease/269/
※札幌スポーツクリニックより引用
原因
歩行や立ち方、ジャンプ、ウォーキング、ランニング、登山など足に負担がかかることで炎症を起こし痛みが出てきます。主に荷重のかけ過ぎが原因とみられます。また靴の問題、筋力不足、柔軟性不足、偏平足や足の歪みによる問題などの複合で関連すると考えられています。そのため肥満の方や、高齢の女性の方にも起こりやすいと言われています。
一般的な治療法
病院では医師の診察、MRIでの検査などで損傷の程度を把握します。その後は安静を保ちながら非ステロイド系抗炎症薬の使用や、靴の中に装具をいれて足首の関節のサポートなどを行います。
テーピング、インソールなどで対処する場合もあります。根本原因は偏平足であったり体重の増加、仕事量や内容などになるのでそのあたりの見直しも必要となってきます。また使用した後はアイシングをして炎症を抑えるのも忘れてはいけません。
新宿足改善センターでは
何で病院行っても再発したり、なかなか良くならないのだろう??
それは・・・
痛みの原因が痛い箇所に無いからかもしれません。
足改善センターでは痛い所=原因とは考えていません
踵が痛くてももしかしたらその上の膝や股関節、骨盤などの問題でかばって踵周辺に痛みが出ている事が多いからです。人間の体は足の指先から頭のてっぺんまで繋がっています。川の流れで例えると上流に大きな石があってせき止められていたら、下流の流れは悪くなりますよね。それと同じで離れた所が滞っているとほかの部分に負担がかかるという事が日常的に起こっています。
↑足単体の検査ももちろん行います。
足自体の筋肉や、関節の歪みが痛みの原因に繋がっています。当店では指や足関節などを徒手でしっかりと術者が検査をして行きます。
↑足以外の検査が当店の特徴です。
足以外、上の場合は腰部の検査です。足の神経は腰から出ているので腰に障害があれば足にも影響がでます。このように人間の体はつま先から頭まで繋がっているので足だけを見ていると回復が遅れる場合があります。
病院では悪い所の診断は整体よりもレントゲンやMRIを使って正確に判断できます。しかし他の部分の繋がりは機械では判断できないのです。もちろん痛い場所が直接原因の事もあります。しかしそれでも良くならない、もしくはまた再発してしまうのであれば他の部分を疑った方が良いと思います。そこは当店独自の検査法でしっかりと確認させていただきます。
施術の仕方はとてもソフトですが局部の循環を良くして回復を早める施術を行っております。なかなか改善が見られないとか繰り返す場合はぜひ一度当店へご相談いただけたら力になれると思います。
最後に
年齢を重ねたり、負担が重なるとだんだんと自分で回復させる力も衰えてきます。子供のころはそれこそ寝れば良くなるという状態ですが、そのうち自分ではなかなか対処しにくい状態になってきてしまいます。
そんな時は専門家の力でサポートして正しい体の使い方や、正しい体の状態を取りもどして、自分で回復できる力を元にもどしてあげる必要があります。そのためのお手伝いをさせていただいておりますので、一人で悩まれずにぜひ一度ご連絡いただけたらと思います。