足底腱膜は足の指の付け根から踵骨(かかと)まで、足の裏に膜のように薄く幅広く張られている繊維状の結合組織のことです。
その主な役割は
- 内側縦アーチ(土踏まず)を支える役割
- 歩行・ランニング・ジャンプにおいて、足部を硬めて蹴り出しに必要なレバーアームを作る役割
足底筋膜炎とは?
長時間の立位や歩行、ランニングなどで圧迫力と牽引力の両方が繰り返されることで足首が固くなるだけでなく、足底筋膜に多大な負荷がかかり炎症や小さな断裂が生じることで、主に踵(かかと)に痛みが生じる症状が足底筋膜炎です。良くある症状として、「朝起きて一歩目のが痛む」「5~10分で痛みがなくなるが、その日のうちにまた痛くなる」などがあげられます。主にスポーツ選手(ランナー・ダンサー)や、40~50歳以上で発症します。