「爪切りが一苦労」「人前で爪を恥ずかしくて出せない」「何年たっても形が変わらない」
このような爪のトラブルをお持ちなのではないでしょうか?
1枚目の写真は「肥厚爪」という爪の写真です。
結構インパクトがある写真ですよね!爪の厚みがでて変色や変形が進行している状態から下の段が時間をかけて処置をした後の写真です。
全く私の爪と同じだと思った方はこの文章を読み進めてください。肥厚爪になってしまう思わぬ原因と対策、新宿足改善センターがやっていることをご紹介していきます。
肥厚爪とは?
読んで字のごとく、「肥厚」した「爪」のことです。
私の祖父も爪が厚くなり爪切りでも満足に切れない状態でしたのでよく覚えています。皆さんの周りにもいませんか?
肥厚爪になると日常生活では爪を切る、靴下を履くなどの時に爪が切りにくい、靴下にひっかかりやすいなどのちょっとしたことだけど煩わしいことがたくさんあります。
それだけならまだしも、見た目も悪いので人に見せられないので夏でもスリッパやサンダルは履きたくても履けない人もいるようです。
そのためか、外出が億劫になり性格も内気になったりと爪の形一つでここまで変わってしまうこともあります。
肥厚爪の原因は?
年齢
爪は若いときは薄くてきれいなピンク色をしています。また爪にも線が入ったりしていない方がほとんどだと思います。
これは肌と同じで若いときは何もケアをしなくてもハリや弾力、透明感があり綺麗ですが年齢を重ねることで徐々に衰えていきますよね。
爪も同様です。爪や皮膚、髪は同じ栄養でできていますので年齢とともに水分が奪われ弾力が失われ硬くゴワゴワとした爪になります。
70代以降の方に爪の厚みがあるのはそのせいです。
靴が合わない
足に合わない靴を履くことでつま先が圧迫され爪が厚くなってしまうことがあります。爪は皮膚同様、絶えず外力から刺激を受けていたら自分を守るために爪自体を厚みをつくる性質があります。
皮膚はタコや魚の目が出来るのも同じ反応です。
工事現場で働く方は肥厚爪が多いのですがそれは作業靴の影響があります。
なぜかというと作業靴は鉄板がつま先に入っており通常のスニーカーのように柔らかくありません。そのため絶えず爪に鉄板が歩くたびに当たるので何年も履いていると爪が厚くなってしまうのです。
衝撃
爪を踏まれたり、モノを落としたりした場合、一点に強い衝撃がかかり、爪の生え方が急変してしまうことがあります。それは爪母基という部分に衝撃がかかり生じます。
爪母基は爪の工場と言える部分でそこから爪が作られます。そこに強い衝撃がかかることで、その後の爪の生え方がおかしくなり厚みや曲がったり変色などさまざまな爪のトラブルを引き起こします。
肥厚爪でこられたOさんの話
Oさんは50代女性です。30年以上前に修学旅行でスキーをしたそうですが、スキーをする際に少しサイズがあっていないのを気付いていたそうです。
しかし慣れると思って滑っていたら徐々に痛みが出てきたそうです。
履きなおすのも面倒だからとそのままにしてスキーを楽しみました。靴を履いたときに痛みはあったが、靴を脱いで足を見たら特に何も無かったので安心したのだが・・・。
しかし、その後爪の伸びが悪くなり厚みが出てきてトップ画像のような爪になってしまったのです。
足改善センターに来たのは1年前からその爪が巻き爪になり痛みが出たため来られました。
左の上と下の2枚の爪が来院時の状態です。
0さんは肥厚爪と重複爪と巻き爪の3つを併発していました。
初回で爪を見たときに半分を取り除き、グラインダーといわれる爪の厚みを削るドリルで表面の厚みを整えました。
この時点で爪を半分取り除いているので爪の巻きは感じなくなりすっきりしたといわれていました。
ここまでで後は伸びるのを待つだけですが、ご自宅で2つのケアをしてもらうようおつたえしました。
●歯ブラシで爪の際をきれいに洗う
●お風呂上りに爪にクリームをぬって保湿する
この二つを毎日おねがいしました。Oさんの爪は徐々にきれいになっていきました。
変化が出るのでお手入れも楽しくなったそうです。
月に1回はセンターに来てもらいヤスリをかけたり、マッサージなどをして様子を見てもらいました。爪を伸ばすためにも爪母基のマッサージは効果的です。
約8ヶ月くらいかけてようやく最後の画像のようにきれいになりました。
完全に爪母基を回復させることは難しいのですが、ケアをしっかりして爪が伸びやすいように導いてあげるときれいに生えてくることは十分にあるということです。
最後に
このケースはすべての人に言えるわけではありませんが足としっかり向き合うことで少なくとも今よりもいい爪が生えてきますので、今、肥厚爪や巻き爪、重複爪など爪のトラブルを抱えているようでしたら新宿足改善センターにお越しください!