あまり知られていない内反小趾ですが、体に及ぼす影響は大きいです。
ここで、内反小趾について紹介します。
内反小趾とは
内反小趾は、足の小指が拇指側に変形する疾患で、歩く際に、変形した小指の部分が当たり痛みが生じてきます。
ただ、痛みを自覚していないが、小指が変形している方もたくさんおられます。
意外と男性で自覚ないまま内反小趾になっている方も多く、見逃しがちですが、痛みが出て来て、辛い思いをするのも大変です。
痛みがある方はもちろんですが、自覚がない方も自分が該当する事がないかしっかりチェックしてみて下さい。
症状
実は、外反母趾と内反小趾は併発している方が非常に多いです。
外反母趾になる方の8割の方が内反小趾にもなっていると言われています。
小指のつけ根が外側に曲がって、指先が親指側に近づくような変形をしています。
その為、変形して出っ張っている部分が靴と当たってしまう為、
●足の疲れ
●小指のつけ根の腫れ感
●靴を履くと当たっている部分の痛み
といった症状が出てきます。
病院では、小指の内反している角度が10度以上で内反小趾と診断されます。
10度以上で軽度、20度以上で中等度、30度以上で重度と診断されます。
ただ、重度でも痛みがそこまで強くない方もいれば、軽度でも強い痛みが出ていたりと、角度と痛みが合致するという訳ではないです。
また、痛みから足をかばうように歩くとより変形が進行してしまいます。
小指にタコができると、痛みや違和感から足をかばうようになり、歩き方も影響が出てきます。
小指の踏ん張りがきかなくなるため、体も不安定になります。
体の不安定性を腰や背中・首などで安定性を補おうとするため、肩こりや腰痛や自律神経失調症・胃腸障害など多様な症状が出てくることもあります。
その為、内反小趾は、意外と放っておくと全身に症状の出る怖い疾患です。
内反小趾の主な原因として
●靴・靴下
●歩き方・足の使い方
●骨格の構造(アーチ)の崩れ
が考えられます。
靴・靴下
靴は足のサイズに合っていない靴を履くことで、小指が靴に圧迫されて、内反小趾になります。
実際のサイズより小さめの靴を履いてる方が非常に多いです。
また、靴下やストッキングによって起こりやすいです。
靴下やストッキングを履くと、小指は小さくて弱い指の為、簡単に親指側に曲がってしまいます。
そして、それが特に痛みを感じない事が多いため、知らない間に内反小趾を起こしてしまいます。
歩き方
外反母趾になる方もそうですが、内反小趾になる方は、重心が小指側にかかって歩いている方がほとんどです。
通常は、蹴り出す際に親指側に体重を乗せて蹴り出しますが、小指側に体重がのったまま蹴りだしてしまう為、ずっと小指の負担がかかりっぱなしになります。
その為、歩き方から小指の負担が増える事で、内反小趾を引き起こします。
骨格の構造(アーチ)の崩れ
人の足は、細かい骨が重なり合って、足を構成しています。
通常の足の構造だと、上手く体重や足にかかった負担を分散できるよう横のアーチがあります。
しかし、日常動作や体の使い方から少しずつ、骨格自体が歪んだりずれた状態で使うようになり、足の構造が崩れて、横に走行していたアーチがなくなります。
それによって、骨格以外の周りの組織の負担が大きくなります。
また、アーチがなくなると、開帳足といって、足が開いてくる為どうしても靴を履く際に小指がぶつかってしまいます。
このように足の構造やアーチが崩れる事で、足全体の負担が増えて日常から靴とぶつかり、内反小趾が起こります。
普段できる事としては
●ゴルフボール体操
●足指マッサージ
●インソール・ヒールウェッジ
●5本指ソックス
●靴の見直し
ゴルフボール体操
普段から指の動きが上手く使えていない為、ゴルフボールを足指で掴むようにする事で、歩く際の正常な足の使い方が再現できます。
また、指を動かすことで、小指の周辺の血液循環もよくなり、筋バランスも整います。
また、足の横のアーチが機能しやすくなる為足全体にかかる負担が軽減されます。
足裏マッサージ
指のまわりが循環不良になることで硬くなり、痛みが出やすいです。
その為、痛みの出ている小指の周りの硬くなっている箇所を、マッサージオイルなどで軽くマッサージしましょう。
循環が良くなる事で、痛みも軽減してきます。
インソール・ヒールウェッジ
これらを使用する事で、歩く際の小指にかかる負担を軽減します。
足首が内側に向く内反という状態が小指に重心がかかり痛みが出易いです。
そのような方は、足首が体重かかる際もまっすぐにかかる状態をキープできるよう自分の足に適したインソールやヒールウェッジを採用する事をおすすめします。
5本指ソックス
靴下やストッキングで小指を変形させて履いている方は、小指が親指側に引っ張られず負担なく履ける為お勧めします。
靴の見直し
足のサイズも小さい靴や自分の足に適していない硬い靴を履くことで、小指の負担が大きくなります。
自分の足に最適な靴を見つけましょう。
新宿足改善センターでは
小指の変形自体を完全に元の状態に改善する事は出来ませんが、
施術の計画通りに通院できれば小指の痛みや違和感は改善できます。
新宿足改善センターでは、トントン療法という世界で唯一の施術を行っています。
トントン療法は、体の負担も少なく、過敏になった小指を無理に押したりとか体の負担のかかるようなアプローチはしていません。
非常に繊細な施術ですので、他院での施術で痛みを感じてもトントン療法であれば、痛みを感じずに施術できることもあります。
施術をする事で体全体の循環が良くなるため、本来持っている体を回復させる力が高まります。
それにより、小指の痛みを改善させる体の状態になります。また、その上で、小指周辺のバランスを整える事で小指の状態は良くなります。
また、施術と同時に新宿足改善センターでは、普段していただきたい運動や歩行指導を行います。
それにより、正しい足の使い方や歩き方が身に付きます。
根本的にそれらをきっちりできるようになることで、今後の内反小趾の痛みの再発や変形の進行を抑えられます。
最後に
今の小指の痛みや足の症状でお困りの方は、どこに行って相談したらいいのか分からない方が多いと思います。
新宿足改善センターでは、お悩みを親身に聞いて一緒に解決できるよう最善を尽くします。
どこに行っても治らなかったり、病院に行ってもうまく改善出来なかった方が、新宿足改善センターに来院され、
悩みを解消された方をたくさん診てきました。
まずは、新宿足改善センターで今のお悩みをお聞かせ下さい♪