爪の伸びが悪く、生えてきても少し時間がたてば爪がはげてしまう足病変のことを重複爪(じゅうふくそう)と言います。
合わない靴や外傷(踏まれたり、物を爪に落としたり)で爪の生え方がおかしくなるという事があります。
重複爪は爪がもろくなることで、1つ1つの層がはがれやすくなり、ちょっとした衝撃でもめくれてしまうことがあります。
原因として
- 外傷
- 栄養不足
- 乾燥
これらの3つどれかか、原因が複数という方もいらっしゃいます。一つ一つ見ていきましょう。
外傷
人に踏まれる
合わない靴を履いて爪を痛めてしまい爪が重複してしまうというものです。
次にあるのが、学生などに多いのですが、人に踏まれてそれが引き金で重複爪になってしまいます。満員電車などでは他人に踏まれないように注意しましょう。
栄養不足
髪や皮膚にとってタンパク質はとても重要な栄養になります。もちろん爪も皮膚が角質化したもので、タンパク質(ケラチン)が不足すると弱ってしまいます。
しっかり食事をとらずにお菓子ばかりを食べたり甘いものばかり食べていると爪の色も悪くなりますし、線が入っていることもあります。
また、摂食障害で重複爪になってしまったという方もいました。
乾燥
女性に多いのが除光液を使いすぎたり、水仕事を毎日行っていたりすると、油分が減り、爪が乾燥してしまいます。
爪が乾燥すると、線が入り爪の層がめくれて重複爪になってしまいます。しっかりと爪までハンドクリームをつけてケアしたり、洗い物をするときはゴム手袋をするなどして対処しましょう。
新宿足改善センターではどのような処置をするのか
重複爪というのは処置をしたからといってすぐに完治するわけではありません。爪の発育を阻害しないように形を整えることをメインでやっていきます。
まずは重なっている爪の状態や皮膚の状態、Ⅱ型糖尿病などの持病の有無を確認していきます。
特に問題がない場合は施術を始めていきます。 重複爪の中でも約半分くらいの割合で巻き爪や巻き爪予備軍の方がいらっしゃいます。
そのような場合はワイヤー矯正をおすすめしており、巻き爪の痛みがある場合はワイヤー装着後には嘘のように痛みから解放されます。
https://makizumekun.com/2018/12/makidume-kansou/ ☚ 巻き爪矯正について
巻き爪がない場合も表面の厚みをグラインダーという爪の表面を削る機材で削っていき重なっている爪を取りやすくしていきます。
最後の仕上げに爪に保湿をして完了です。 約30分くらいで仕上がります。
まとめ
爪は外からと内からのケアをしっかりする必要があります。外からの衝撃や乾燥は日頃のケアと靴選びで解消できます。内側のケアとしては栄養、特にタンパク質、それ以外にもミネラルが必要です。
亜鉛、カルシウムを摂取することが難しいようでしあればサプリメントなどで補いましょう。重複爪になると改善するまで時間がかかるので最低1年から2年くらいで徐々に爪が変わってくるのでそれまで気長にケアをしながら経過をみていきましょう。