包帯や注射では根本改善は難しい!?拇趾(ぼし)種子骨障害について 

包帯や注射では根本改善は難しい!?拇趾(ぼし)種子骨障害について 

歩いているときに親指の付け根の痛みがあるという方はもしかすると今回ご紹介する病変かもしれません。

足病変と言われる足のトラブルの大部分が巻き爪と外反母趾なのですが、今回ご紹介する病変は「拇趾種子骨障害」または「種子骨炎」と呼ばれる足病変です。

どんな症状なの?

歩行時や直立姿勢が多くなると拇趾(親指)の付け根に痛みを感じたり、酷い場合は赤く腫れジンジンする痛みがあります。

長年スポーツの中で繰り返しの動作や、母指球に負荷が大きくかかるダンス、歩行などで発症する事があります。

なりやすい傾向として、特にハイアーチと言って足の甲が極端に高く、立位の時には土踏まずの部分が地面に接していない状態の足や偏平足、足裏の筋肉がない方です。

そのような状態で母指球(親指付け根)に負担がかかる状態が長く続くとなりやすい傾向にあります。また、足関節のアライメントが歪んでしまっていることが原因のケースもあります。

種子骨ってどこにあるの?

足の母指球(親指付け根)の下には枝豆サイズの骨が2つ連なってあります。一見すると小さい骨ですが足と親指の働き深く関与しています。痛めてしまうと激しい痛みや機能障害になってしまいます。

一般的にはどのような処置をするの?


インソール
包帯 or テーピング

ハイヒールや靴底が薄くて硬いものをやめるだけでも改善する場合もあります。それ以外ではインソールを入れて種子骨への圧迫や刺激が軽減されます。

病院では炎症を止める為に、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)の投薬や麻酔的な注射で苦痛の軽減を図ります。

しかしながら靴やインソールを見直すことはとてもいい判断ですが、投薬や注射などの処置は一時的にはしのげるのですがそればかりに頼ってしまうと根本的な解決には程遠いといえます。

なぜならどうして種子骨障害になってしまったのかの原因の部分に焦点があっていないからです。

種子骨障害になってしまう原因としては下記の問題をクリアにしていくことが最も効果的かつ再発のリスクを最小限にしてくれます。

●過度な拇指球の負担(スポーツなど)
●歩き方
●靴
●足部の骨のアライメント

新宿足改善センターではどのようなことをして良くしていくのか

歩き方指導

痛い部分の処置だけでは限界がある

足をみるとその人の健康状態や身体の特徴や健康状態を知ることができます。

ここで強調しておきたいことは、足のトラブルは一つしかないということはまずありません、2つ以上の足の問題を抱えている方が99%です。

たとえば種子骨障害では足部のアライメントの不良や魚の目やタコ、外反母趾などを併発しているケースです。

そのような場合に種子骨障害に対してだけの処置だけでは再発してしまいますし、別の症状も持っているので足の問題は解決していません。

当店では病歴や仕事内容、スポーツ暦などカウンセリングをしっかり行います。その後検査ををしていきます。足だけではなく膝や股関節の可動域、場合によっては首を確認することもあります。

なぜ足だけではなく全体をみるのか

多くの病院やクリニックでは足には包帯や部分的に注射、投薬などをする場合がほとんどです。それは足に限ったことではなく、腰や首、それ以外にもさまざまな疾患にも投薬など部分を改善する処置がほとんどです。

もちろん、そのような処置をして良くなるケースもありますが当店に来られるクライアントの方は過去に病院での処置では解決しなかった方ばかり来られます。 

それは痛みがあるところだけしか焦点を合わせていないからなのです。

たとえば外反母趾でも曲がってしまった骨を骨切り術という術式でまっすぐにしてしまうのですが、そもそも曲がってしまった原因を解決しないとすぐに戻ってしまいます。

なので外反母趾で手術をした方の多くの方は痛みが完全に取りきれず再発・手術を繰り返しているという方もいらっしゃいます。

全体を一つのユニットとして捉える

私たち人間は機械と違って部分だけの処置では全体との調和が保てず別の部分に負担がかかることがあります。

新宿足改善センターでは全体を一つのユニットとして捉え足から頭のてっぺんまで、内臓など全体をみていきます。

種子骨障害では痛みに包帯やテーピングなどの処置をして短期的な対処だけではなく、足関節のアライメントや、歩き方の指導などを通じクライアントさんの身体を再発しない体に導いていきます。

新宿足改善センターに来られて、多くの方が自分の足を如何に雑に使っていたか、自分の身体と向き合うことの大切さを感じてもらっています。

まずは一度お越しください。きっと納得いただけるはずです。お待ちしております。