足関節捻挫とは
足関節（足首）捻挫のほとんどは、足関節を内側に捻って起きます。
その際、関節にかかる外力により非生理的運動（普通じゃない動きの事）が加わって、関節を支えている靭帯や関節包が損傷することにより起こります。
バレーボールやバスケットボール競技で特に多く発生します。ジャンプの着地時に人の足の上に乗り、足関節の内反（内側にひねる）が強制されて起こる場合が最も重症になりやすいです。
スポーツの他に、歩行時や段差の踏み外しなどで生じることがあります。
よく起こる場所
足関節外側の靭帯（前距腓靱帯、後距腓靱帯、踵腓靱帯）が損傷します。（上図：赤丸）
前距腓靱帯が損傷されることが最も多いです。
外くるぶし（外果）の前や下に痛みがあり腫れます。また、外くるぶしの前や下を押さえると痛みます。
靭帯の損傷程度によって、捻挫の程度は三つに分かれます。
・靭帯が伸びる程度の損傷を1度捻挫
・靭帯の一部が切れるものを2度捻挫
・靭帯が完全に切れるものを3度捻挫
と定義しています。
一般的なやりかた
1度捻挫と2度捻挫では、応急処置としてRICE処置をおこないます。
学校保健 https://www.gakkohoken.jp/より引用
3度捻挫では、RICE処置をおこない、さらに2～3週間の固定をすることがあります。
受傷初期は足関節の運動制限をきたすため、アキレス腱のストレッチが大切です。底背屈運動を可能にして内反
運動が制限されるため、競技復帰に際しては、テーピングや足関節装具による予防法が用いられています。
新宿足改善センターの施術
足関節捻挫はお伝えした通り、特殊な運動や急な外力によって起きることがほとんどです。急激に伸長された靭帯が部分ないし完全に断裂することによって炎症を来たし痛みが生じます。
損傷してしまった部位の施術はもちろん大切なのですが、もっと大切なのはケガをしてしまった根本的な原因は何なのか？ということです。
足関節に負担がかかるような体の使い方、歩き方、走り方などそもそも足関節に負担がかかりやすい体の状態を改善していくことが重要！だと考えています。
新宿足改善センターでは、まず足だけではない全身の体の状態を確認し、全身の血液循環、筋緊張、バランスなどを調整を調整！
根本的に足関節への負担が強くならない体の状態を作り、足関節捻挫にならない身体を目指していきます。
足関節を捻挫されたばかりでも大丈夫です！体全体の循環を改善させ1日でも早い日常生活への復帰を目指します。患部だけではなく、その周囲や全身の調整を行うことでケガをしにくい体作りが可能になります。
最後に
今回は足関節捻挫の原因とメカニズム、その対策方法についてお話ししました。
痛みを我慢して無理にスポーツを続けてしまうと、日常生活にも支障が出るだけでなく痛みが強くなりすぎて慢性化してしまうことにつながります。
もしもあなたが今、足を痛めてしまった場合や、どこへいってもなかなか改善しない足関節捻挫の後遺症で悩んでいるのであれば、お気軽に新宿足改善センターまでご相談ください。
あなたが少しでも早くスポーツを再開し、痛みなく運動を楽しめるようにまた、支障のない日常に戻れるように全力でサポートさせていただきます。
