三角骨障害

三角骨障害

三角骨障害とは

三角骨障害、もしくは有痛性三角骨と呼ばれる。足の底屈(足首を伸ばす)をすると外くるぶしの後ろでアキレス腱の前側に痛みが出る症状。
つま先立ちや足の甲を伸ばすと足の後ろ側に強い痛みが出ます
バレリーナが足を底屈して踊ったり(ポアント)、サッカーでボールを蹴る時(インステップキック)にかかる負担が重なり発症することが多いと言われています。

原因

足の骨は全部で26個の骨があります。これが人によって余分に多く存在する場合があります。この三角骨も過剰骨と言って余分な骨で、全体の10%ぐらいの人にあると言われています。骨の形成時の癒合で上手く着かなかったり、距骨と言う骨が骨折を起こして現れたりすると言われています。

通常存在するだけでは無痛です。しかしこの骨が底屈(足の甲を伸ばす)動作をした時に脛骨と言う足の骨の間に挟まれる形になり痛みを発症します。またこの骨では無く距骨と言う骨自体の後ろ側が挟まったり、人体組織の挟み込みで痛みが出る場合もあります。

底屈することで後ろ側の関節が狭くなり、骨や組織が挟まって痛みが出る

いうのがこの症状の特徴です。

※目指せスポーツドクターより引用

またこの三角骨の横には長母指屈筋腱と言う親指を曲げる筋肉が走っており、挟み込みによりこの筋肉に炎症が出て痛みが出る事もあります。そして成長過程で出る骨でもあるので14歳以下でこの骨があるからと言ってかならずしも三角骨障害と位置付ける事はできません。

一般的には

レントゲンや、MRIなどで中の状態を調べます。その後は酷くなければ保存療法で安静にしながら、痛み止めの注射をして体の癖や、使い方の指導をしていく形となります。また底屈を制限するサポーターなどでの補強をする場合もあります。それでも改善されない場合は手術をします

手術では内視鏡を使って三角骨の取り出しや、長母指屈筋腱の腱鞘の切開をします。その後リハビリをして平均で10日から2週間の入院が必要となります。バレエなどでの本格的に復帰するのには2か月ぐらいは時間がかかるので、コンクールなどの前には痛み止めなどで押さえて出場する方もいらっしゃいます。

 

足改善センターの3大特徴

1・全体を見る

基本的に三角骨障害は骨が挟まる事で起こる症状なので足に問題があると考えられます。確かに足の関節の動きの悪さが原因で痛みが出やすい状態になっている事になります。ただ全体のバランスの結果で足に負担がかかっているという事もあります。

例えば痛い方の逆側の足が原因でそちらをかばう事で患側に負担がかかっていたり、足関節では無く膝や股関節、骨盤など足関節に繋がっている他の関節に問題があり結果足に症状が出ていることも考えられるのです。足改善センターの特徴は痛い所だけを見るのではなく全体のバランスを見るという所です。

痛い所=原因では無い

これが一番大事なところです。中には痛い所が直接原因のこともあります。しかしそうでは無い事も臨床上はかなり多いと言えます。

 

2・回復しやすい状態を作る

足改善センターでは

循環の滞っている場所を改善することで足に血液で栄養を送り出せる状態にします。

そうすることで保存療法で安静にしている時でもいち早く回復する状態を維持できるようになります。スポーツをしていてなる方が多い症状なので、いち早く復帰したいと思われる方が多いと思います。何もしないで待つよりも数倍早く痛みを取ることができることもあります。

 

3・ソフトな施術

改善センターの施術はとてもソフトです。正直初めは「こんなもので良くなるの?」と思われるかもしれません。これには理由があります。

強い刺激が効いているでは無い

これは重要な事ですが、強く押されると「あー効いてる」と感じるかもしれませんが、強い刺激を受けると体は外部の刺激から体を守ろうとして体を緊張させます。強押しが好きな方の体が一向に柔らかくなく硬いのはそういう事です。もっともっとと刺激を求めると体はどんどん硬くなります。

またバキバキする矯正も矯正力はありますが、一歩間違えると体のバランスを変え替えないのでリスクもあります。当店の施術法はトントン療法と言う独自の施術法で長い研究のなかからお客様に負担が少ないがしっかりと効果が出るという方法です。

まとめると

身体に負担の無い刺激で、きちんと一人一人に合わせた原因を的確に把握して施術する

これが当店の他との違いであり、沢山の方の症状を改善するまでに至っています。

最後に

三角骨障害はスポーツをされている方に多い症状。スポーツが出来なくなるのはとてもストレスだと思います。また無理して頑張っているとその後の選手生命にも影響すると思われます。何もしないで待つよりは整体で体を改善する方が何倍もその後のパフォーマンスの良さに影響するでしょう。悩んだらまずはご相談ください!